こんにちは。
原裕輝です。
いつもありがとうございます。
●今回の記事の概要
好きな人が苦しんでいる時、「もっと何かしてあげられたらいいのに」「私は何の役にも立てていない」と無力感を感じることはありませんか?
相手の様子が変わらないと、自分がしていることには意味がないように思えてしまうこともありますよね。
でも、本当に何も与えられていないのでしょうか?
今回は、そんな時に知っておいてほしいことを書いてみたいと思います。

今日のテーマ
「何もしてあげられない」と思う時
〜あなたが彼に与えているもの〜
*こちらの記事はアメブロに掲載したものを、原の公式ブログでも読めるように掲載しています。
文:心理カウンセラー 原裕輝(はらひろき)
■あなたには大したことではなくても、相手にとっては価値があることがある
あなたは好きな人の力になろうとして、
「こんなことくらいしかできない」
「私は何の役にも立てていない」
「もっと何かしてあげられたらいいのに」
と思ったことはありませんか?
でも、
あなたにとっては、
「こんなことくらい」
と思うようなことでも、
相手にとっては、とてもありがたいことだったり、心の支えになっていることもあるんですね。
今日は、そんなお話を書いてみたいと思います。
■ご主人の力になれないと思っていたA子さん
ある専業主婦のA子さんのお話です。
A子さんのご主人は、自営業を営んでいました。ある時期、ご主人の商売がうまくいかなくなりました。
資金繰りもうまくいかず、商売上の危機を迎えていました。
その頃、ご主人は暗い顔をして家に帰ってきていました。
家に帰ってきても仕事の心配が頭から離れず、自分の内にこもって、あまり口をききませんでした。
楽しい話ができるような心理状態ではなかったんですね。
A子さんは、
「なんとか主人の力になれないだろうか?」
と思いました。
しかし、専業主婦であるA子さんが、ご主人の仕事を直接助けられることはほとんどありませんでした。
「当面の運転資金に2000万円使って」
と言えるようなお金があるわけでもありません。
「銀行に知り合いがいるから融資の話をしてあげる」
と言えるような人脈があるわけでもありません。
ご主人の商売そのものを直接助けてあげることはできなかったんですね。
そこでA子さんは、
「私は仕事のことでは主人を助けることはできない。
だけど、主人が家に帰ってきた時くらいは、少しでも心が休まるような家にしよう」
と思いました。
そして、
ご主人が帰ってきたら笑顔で迎える。
「今日もお疲れさま」と、ねぎらいの言葉をかける。
家の中が、ご主人にとって少しでも居心地の良い場所になるようにする。
そんなことを続けていきました。
■頑張ってもご主人の顔は暗いまま
では、
A子さんが笑顔で迎えたり、やさしい言葉をかけたりすることで、ご主人の顔が少しずつ明るくなっていったかというと、
ならなかったんですよね・・・。
商売がうまくいかない状況は変わっていません。
だから、ご主人の心配もなくなりません。
A子さんが頑張っても、頑張っても、ご主人の顔は暗いままでした。
これって、つらいですよね。
助けたいと思っている。
自分なりにできることを一生懸命やっている。
でも、相手の様子は何も変わらない。
そんな日が毎日続いたら、
「私がやっていることには何の意味もないんじゃないだろうか?」
と思ってしまうこともあると思います。
愛する人が苦しんでいるのに、力になれることがないというのは本当につらいことだと思います。
A子さんも無力感でいっぱいになりました。
「私は主人の何の役にも立っていない」
「私は役立たずだ」
と、自分を責めてしまいます。
それでもA子さんは、
「私まで暗い顔をしてしまったら、主人は自分のせいで妻まで苦しませていると思って、自分を責めてしまうかもしれない。
だから私は、笑顔で『おかえり』と言おう」
と思いました。
A子さん自身は、無力感で潰れそうになっていました。
決して平気だったわけではないんですね。
■カウンセリングで自分を立て直していた
A子さんはカウンセリングに来られると、
「つらいです」
「苦しいです」
「私は主人の助けになれていません」
と、ご主人の前では出せない気持ちを話し、時にはワンワン泣かれました。
そうやって無力感を外に流して自分を立て直し、家に帰ると、また笑顔で「おかえり」とご主人を迎える。
A子さんは、そうやって自分を立て直すのを繰り返しながら、ご主人の力になろうとされていました。
■本当はご主人の力になっていた
それから半年、1年と時間が経ちました。
やがて、ご主人の商売は少しずつ復調していきました。
それに伴って、ご主人の心配も少なくなり、暗かった顔にも少しずつ笑顔が戻ってきました。
そして、商売がうまく回り始めた頃、ご主人がA子さんに言ったそうです。
「僕が本当にしんどい時に君は支えてくれた。
いつも笑顔で迎えてくれてやさしい言葉をかけてくれた。
あれがなかったら僕はつぶれていたかもしれない。
本当にありがとう」
A子さんはびっくりしました。
なぜなら、
商売がうまくいっていなかった当時は、ご主人の暗い顔はその当時は変わらなかったからです。
だから、
「私は何の力にもなれていない」
と思っていたんですね。
でも、本当は違いました。
A子さんの笑顔や、
「おかえり」という言葉や、
「今日もお疲れさま」というねぎらいの言葉や、
家を少しでも居心地の良い場所にしようとしていたことが、
ご主人の心を支えていたんですね。
■自分にとって大したことではなくても
これって、A子さんの話だけのことではないと思いませんか?
私たちは、
自分が相手に与えているものの価値を、自分側から見て判断してしまうことがあります。
+++
例えば、
仕事のことで落ち込んでいる彼がいたとします。
彼から仕事の悩みを聞いたけれど、自分には仕事の問題を解決してあげることはできなかった。
すると、
「私はただ話を聞いただけ。何の力にもなれなかった」
と思うかもしれません。
でも、彼にとっては、
「しんどい時に自分の話を聞いてくれる人がいた」
「自分のことをわかろうとしてくれる人がいた」
ということが、とてもありがたく、心の支えになっていたかもしれません。
+++
また、
仕事で疲れて帰ってきたパートナーに、
「今日もお疲れさま」
と言ったとします。
言った側からすると、たった一言です。
「こんなの大したことじゃない」
と思うかもしれません。
でも相手にとっては、
「自分が頑張っていることをわかってくれている人がいる」
と思えて、その一言にほっとしているかもしれません。
+++
また、
好意を持っている人が落ち込んでいた時に、いつもと変わらず接していたとします。
あなたとしては、
「私は何もしていない」
と思うかもしれません。
でも相手にとっては、
「こんな状態の自分にも、いつもと変わらず接してくれる」
ということが安心になっているかもしれません。
このように、
「自分にとっては大したことではないと思っていることが、相手にとっては価値があることがあります」
■自分が与えているものを過小評価していませんか?
あなたにもありませんか?
パートナーのためにしていること。
好意を抱いている人のためにしていること。
もう別れたけど付き合っていた時にしていたこと。
でも、
「こんなの誰でもできる」
「これくらい普通のこと」
「もっと何かできなければ意味がない」
と思って、自分が与えているものを小さく見てしまっていることはありませんか?
でも、
あなたにとって簡単にできることだからといって、相手にとって価値がないとは限らないんですね。
あなたが普通にできる優しさを、相手はとてもありがたく感じているかもしれません。
あなたが何気なくかけている言葉に、相手は励まされているかもしれません。
あなたがいつも通りそこにいてくれることに、安心している人がいるかもしれません。
そして、A子さんのように、
その価値がわかるのは、ずっと後になってからということもあります。
その渦中では、わからないことってあるんですよね。
■手応えがなくても、力になれているのかもしれない
今、
パートナーの力になろうとしているけど、何の手応えもない。
好意を抱いている人の力になろうとしているけど、役に立てている気がしない。
別れた彼を支えようとしていたけど、何もしてあげられないまま別れた気がする。
そんな方がいらっしゃるかもしれません。
でも、
A子さんの話のように、
実は、あなたが思っている以上に相手の力になれているのかもしれません。
あなたがいなければ、その人はもっとしんどかったのかもしれません。
そして、
誰かの力になりたいと思っていること。
誰かのために何かをしようとしていること。
その姿勢を持っているあなたのことを、ご自身でも、たくさん褒めてあげてもいいと思います。
「私は何の役にも立っていない」
ではなく、
「私には、今まで気づかなかっただけで、もしかしたらあの人の力になれていたのかもしれない」
そんな見方もしてみてくださいね。
あなたにとっては大したことではないものが、
誰かにとっては、とてもありがたいものなのかもしれませんから。
◎よろしければ、あなたの恋愛、人間関係を良くするのにカウンセリングを使ってくださいね。
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原裕輝です。
いつもありがとうございます。
●今回の記事の概要
好きな人が苦しんでいる時、「もっと何かしてあげられたらいいのに」「私は何の役にも立てていない」と無力感を感じることはありませんか?
相手の様子が変わらないと、自分がしていることには意味がないように思えてしまうこともありますよね。
でも、本当に何も与えられていないのでしょうか?
今回は、そんな時に知っておいてほしいことを書いてみたいと思います。

今日のテーマ
「何もしてあげられない」と思う時
〜あなたが彼に与えているもの〜
*こちらの記事はアメブロに掲載したものを、原の公式ブログでも読めるように掲載しています。
文:心理カウンセラー 原裕輝(はらひろき)
■あなたには大したことではなくても、相手にとっては価値があることがある
あなたは好きな人の力になろうとして、
「こんなことくらいしかできない」
「私は何の役にも立てていない」
「もっと何かしてあげられたらいいのに」
と思ったことはありませんか?
でも、
あなたにとっては、
「こんなことくらい」
と思うようなことでも、
相手にとっては、とてもありがたいことだったり、心の支えになっていることもあるんですね。
今日は、そんなお話を書いてみたいと思います。
■ご主人の力になれないと思っていたA子さん
ある専業主婦のA子さんのお話です。
A子さんのご主人は、自営業を営んでいました。ある時期、ご主人の商売がうまくいかなくなりました。
資金繰りもうまくいかず、商売上の危機を迎えていました。
その頃、ご主人は暗い顔をして家に帰ってきていました。
家に帰ってきても仕事の心配が頭から離れず、自分の内にこもって、あまり口をききませんでした。
楽しい話ができるような心理状態ではなかったんですね。
A子さんは、
「なんとか主人の力になれないだろうか?」
と思いました。
しかし、専業主婦であるA子さんが、ご主人の仕事を直接助けられることはほとんどありませんでした。
「当面の運転資金に2000万円使って」
と言えるようなお金があるわけでもありません。
「銀行に知り合いがいるから融資の話をしてあげる」
と言えるような人脈があるわけでもありません。
ご主人の商売そのものを直接助けてあげることはできなかったんですね。
そこでA子さんは、
「私は仕事のことでは主人を助けることはできない。
だけど、主人が家に帰ってきた時くらいは、少しでも心が休まるような家にしよう」
と思いました。
そして、
ご主人が帰ってきたら笑顔で迎える。
「今日もお疲れさま」と、ねぎらいの言葉をかける。
家の中が、ご主人にとって少しでも居心地の良い場所になるようにする。
そんなことを続けていきました。
■頑張ってもご主人の顔は暗いまま
では、
A子さんが笑顔で迎えたり、やさしい言葉をかけたりすることで、ご主人の顔が少しずつ明るくなっていったかというと、
ならなかったんですよね・・・。
商売がうまくいかない状況は変わっていません。
だから、ご主人の心配もなくなりません。
A子さんが頑張っても、頑張っても、ご主人の顔は暗いままでした。
これって、つらいですよね。
助けたいと思っている。
自分なりにできることを一生懸命やっている。
でも、相手の様子は何も変わらない。
そんな日が毎日続いたら、
「私がやっていることには何の意味もないんじゃないだろうか?」
と思ってしまうこともあると思います。
愛する人が苦しんでいるのに、力になれることがないというのは本当につらいことだと思います。
A子さんも無力感でいっぱいになりました。
「私は主人の何の役にも立っていない」
「私は役立たずだ」
と、自分を責めてしまいます。
それでもA子さんは、
「私まで暗い顔をしてしまったら、主人は自分のせいで妻まで苦しませていると思って、自分を責めてしまうかもしれない。
だから私は、笑顔で『おかえり』と言おう」
と思いました。
A子さん自身は、無力感で潰れそうになっていました。
決して平気だったわけではないんですね。
■カウンセリングで自分を立て直していた
A子さんはカウンセリングに来られると、
「つらいです」
「苦しいです」
「私は主人の助けになれていません」
と、ご主人の前では出せない気持ちを話し、時にはワンワン泣かれました。
そうやって無力感を外に流して自分を立て直し、家に帰ると、また笑顔で「おかえり」とご主人を迎える。
A子さんは、そうやって自分を立て直すのを繰り返しながら、ご主人の力になろうとされていました。
■本当はご主人の力になっていた
それから半年、1年と時間が経ちました。
やがて、ご主人の商売は少しずつ復調していきました。
それに伴って、ご主人の心配も少なくなり、暗かった顔にも少しずつ笑顔が戻ってきました。
そして、商売がうまく回り始めた頃、ご主人がA子さんに言ったそうです。
「僕が本当にしんどい時に君は支えてくれた。
いつも笑顔で迎えてくれてやさしい言葉をかけてくれた。
あれがなかったら僕はつぶれていたかもしれない。
本当にありがとう」
A子さんはびっくりしました。
なぜなら、
商売がうまくいっていなかった当時は、ご主人の暗い顔はその当時は変わらなかったからです。
だから、
「私は何の力にもなれていない」
と思っていたんですね。
でも、本当は違いました。
A子さんの笑顔や、
「おかえり」という言葉や、
「今日もお疲れさま」というねぎらいの言葉や、
家を少しでも居心地の良い場所にしようとしていたことが、
ご主人の心を支えていたんですね。
■自分にとって大したことではなくても
これって、A子さんの話だけのことではないと思いませんか?
私たちは、
自分が相手に与えているものの価値を、自分側から見て判断してしまうことがあります。
+++
例えば、
仕事のことで落ち込んでいる彼がいたとします。
彼から仕事の悩みを聞いたけれど、自分には仕事の問題を解決してあげることはできなかった。
すると、
「私はただ話を聞いただけ。何の力にもなれなかった」
と思うかもしれません。
でも、彼にとっては、
「しんどい時に自分の話を聞いてくれる人がいた」
「自分のことをわかろうとしてくれる人がいた」
ということが、とてもありがたく、心の支えになっていたかもしれません。
+++
また、
仕事で疲れて帰ってきたパートナーに、
「今日もお疲れさま」
と言ったとします。
言った側からすると、たった一言です。
「こんなの大したことじゃない」
と思うかもしれません。
でも相手にとっては、
「自分が頑張っていることをわかってくれている人がいる」
と思えて、その一言にほっとしているかもしれません。
+++
また、
好意を持っている人が落ち込んでいた時に、いつもと変わらず接していたとします。
あなたとしては、
「私は何もしていない」
と思うかもしれません。
でも相手にとっては、
「こんな状態の自分にも、いつもと変わらず接してくれる」
ということが安心になっているかもしれません。
このように、
「自分にとっては大したことではないと思っていることが、相手にとっては価値があることがあります」
■自分が与えているものを過小評価していませんか?
あなたにもありませんか?
パートナーのためにしていること。
好意を抱いている人のためにしていること。
もう別れたけど付き合っていた時にしていたこと。
でも、
「こんなの誰でもできる」
「これくらい普通のこと」
「もっと何かできなければ意味がない」
と思って、自分が与えているものを小さく見てしまっていることはありませんか?
でも、
あなたにとって簡単にできることだからといって、相手にとって価値がないとは限らないんですね。
あなたが普通にできる優しさを、相手はとてもありがたく感じているかもしれません。
あなたが何気なくかけている言葉に、相手は励まされているかもしれません。
あなたがいつも通りそこにいてくれることに、安心している人がいるかもしれません。
そして、A子さんのように、
その価値がわかるのは、ずっと後になってからということもあります。
その渦中では、わからないことってあるんですよね。
■手応えがなくても、力になれているのかもしれない
今、
パートナーの力になろうとしているけど、何の手応えもない。
好意を抱いている人の力になろうとしているけど、役に立てている気がしない。
別れた彼を支えようとしていたけど、何もしてあげられないまま別れた気がする。
そんな方がいらっしゃるかもしれません。
でも、
A子さんの話のように、
実は、あなたが思っている以上に相手の力になれているのかもしれません。
あなたがいなければ、その人はもっとしんどかったのかもしれません。
そして、
誰かの力になりたいと思っていること。
誰かのために何かをしようとしていること。
その姿勢を持っているあなたのことを、ご自身でも、たくさん褒めてあげてもいいと思います。
「私は何の役にも立っていない」
ではなく、
「私には、今まで気づかなかっただけで、もしかしたらあの人の力になれていたのかもしれない」
そんな見方もしてみてくださいね。
あなたにとっては大したことではないものが、
誰かにとっては、とてもありがたいものなのかもしれませんから。
◎よろしければ、あなたの恋愛、人間関係を良くするのにカウンセリングを使ってくださいね。
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