こんにちは。
原裕輝です。
いつもありがとうございます。

●今回の記事の概要

私たちは、傷ついた経験や生きるために必要だった選択の中で、本来持っていた自分らしさや魅力、甘える力、頼る力、本音を表現する力などを心の奥に封印してしまうことがあります。

けれど、あなたの、それらは失われたのではなく、しまい込まれているだけなのかもしれません。

今回は、封印してきた心の要素を少しずつ再生し、恋愛や人生をより豊かにしていくためのお話です。

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今日のテーマ
自分らしさや魅力を解放し、充実した恋愛へ|封印してきた心の要素を再生する

*こちらの記事はアメブロに掲載したものを、原の公式ブログでも読めるように掲載しています。

文:心理カウンセラー 原裕輝(はらひろき)


■封印したものを再生する

私たちは、自分が持っていた才能や特性、要素といったものを、何らかの事情で失ってしまったように感じることがあります。

失うというよりも、弱まってしまう。
あるいは、心の奥に封印してしまうことがあるのかもしれません。

ここで言う才能や特性、要素とは、特別な能力だけを指しているわけではありません。

人に甘える力。
人に頼る力。
無邪気に喜ぶ力。
感じたことを表現する力。
自分のペースでのんびりする力。
自由にふるまう力。

そういった、その人が本来持っていた大切な要素も含まれます。

しかし、人生のある時期に、そういう自分ではいられない状況に置かれると、それらを心の奥にしまい込まなければならないことがあります。

今回は、そんな「封印したものを再生する」というテーマでお話ししてみたいと思います。


■甘えられない・頼れないのはなぜ?封印が生まれる背景

例えば、ある女性がいたとします。

その女性は結婚し、子どもも生まれ、専業主婦として家庭を支えていました。

夫のことを頼りになる人だと思っていましたし、
「こんなに幸せでいいのかなぁ」
と思えるような日々を過ごしていたとします。

その女性は、もともと甘え上手な人でした。

「今度の夫の休みには、おねだりして、行きたかったレストランに連れて行ってもらおうかなぁ」

そんなふうに思い、実際に夫に言える人でした。

ところが、ある日、夫の浮気が発覚します。

そして夫は、
「他に好きな人ができた」
「もうお前には興味がない」
というような言葉を残して、家を出て行ってしまったとします。

しかも、その後、養育費も十分に払われない状況になったとします。

専業主婦だった彼女は、急に経済的な自立を求められることになりました。

小さな子どもを育てていくために、悲しみや不安、甘えたい気持ちや弱さを全部横に置いて、急いで自立していく必要があったのです。

泣いている暇もない。
甘えている暇もない。
誰かに頼っている暇もない。

「私がしっかりしなきゃ」
「この子を守らなきゃ」
「自分で何とかしなきゃ」

そうやって、必死に生きていくしかなかったのです。

それから数年が経ち、経済的な状況も少しずつ安定してきたとします。

そして、その女性に好きな人が現れます。
お付き合いをして、再婚することになったとします。

新しい夫は優しい人です。
頼ってもいい人です。
甘えてもいい関係です。
もう一人で頑張らなくてもよい状況です。

しかし、その結婚では、前の結婚ではできていた「おねだりする」「甘える」「頼る」ということが、なかなかできなくなってしまうことがあります。

前の結婚では、

「今度のお休みに、行きたかったレストランに連れて行ってほしいな」

と、わりと自然に言えていたのに、今の結婚では、

「夫も仕事で疲れているのに、あれして、これしてって言うのは申し訳ないかなぁ」

と思ってしまう。

仕事帰りに急に体調が悪くなって、体がだるくなったとしても、

「しんどいから駅まで迎えに来て」

と頼れずに、自力で帰ってしまう。

本当は頼ってもいいのに、頼れない。
本当は甘えてもいいのに、甘えられない。
本当はお願いしてもいいのに、お願いできない。

そんなことが起きてしまうケースは多々あります。


■封印した自分を取り戻す方法|自分に許可を出していく

この物語の方の場合、前のパートナーシップで夫が出て行き、急きょ、子どもを育てるために自立しなければならない状況になりました。

そのため、泣きたい気持ちや甘えたい気持ち、弱さを封印し、頼るべき場所を失ったことで、頼りたい気持ちまでも封印して、自立していったのです。

そんな経緯があったために、新しいパートナーシップの中で、いざ甘えたり、頼ったりしてもよい状況になっても、封印したものがスムーズに出てこなくなってしまうことがあるのです。

そういう時は、封印して出せなくなったものに、

「もう甘えていいんだよ」
「もう頼ってもいいんだよ」
「もう一人で頑張らなくていいんだよ」

と、声をかけてあげることが助けになることがあります。

もう出してもいい。
もう一度それを持ってもよい。

そんな意味で、自分に許可を与えていくことで、封印を解いていくことができることがあるのです。


そうすることで、また甘えられる自分や、頼ることができる自分を取り戻していくことができます。

封印の強さによっては、何度も何度も言ってあげることが必要になる場合もあります。

また、封印した当時の痛みと向き合う作業になることもあるため、そのときの痛みが解放されるのとともに、涙が出てくるような体験になる方もいらっしゃいます。


■封印は恋愛以外の場面でもおきる

今の例え話は、元夫が出て行き、パートナーシップを失ったという環境の中で、自分の依存性を封印し、急いで自立するしかなかった人の例でした。

しかし、パートナーシップを失うという環境ではなく、子どもの頃の家庭環境の中で、甘えることや頼ることを封印するしかなかったという人もいるでしょう。

例えば、子どもの頃に親に甘えることができなかった。
助けてほしいと言っても、受け止めてもらえなかった。
弱音を吐くと怒られたり、馬鹿にされたりした。

そういう環境の中で、甘える力や頼る力を封印してきた人もいるかもしれません。

そのような方も同じように、

「もう甘えていいんだよ」
「もう頼ってもいいんだよ」
「もう一人で頑張らなくていいんだよ」

そんな封印を解いてあげる言葉を、自分に言ってあげてみるといいでしょう。


■あなたは何を封印してきたのでしょう

当然ですが、人によって封印しているものは違ってきますね。

今回、例にあげた甘える要素、頼る要素だけではないと思います。

・つらいことがあっても話を聞いてもらえる環境ではなかったから、頼る自分を失っていった。

・甘えている自分では生きていられなかった。しっかりするしかなかった。

・良い子でいることを求められて、無邪気なままではいられなかった。

・のんびり屋さんの自分では叱られるので、きびきび動く自分にならなければいけなかった。

・感じたままのことを話すと変わった子扱いされるので、自分の感性を封印していった。

・泣きごとを言う自分では馬鹿にされた。だから、強くなるしかなく、泣きごとを言う自分を封印してきた。

・失敗すると強く責められる環境だったので、挑戦してみたい気持ちを封印していった。

・自分の意見を言うと空気を悪くすると言われたので、本音を話す自分を封印していった。

・目立つと叩かれることが多かったので、自分らしさを出すことを封印していった。

・迷惑をかけてはいけないと何度も言われてきたので、助けてほしいと言う自分を封印していった。

・嫌だというとわがまま言うなと怒られることが多かったので、嫌だと言う自分を封印していった。

・甘いことを考えている場合じゃないと言われ続けて、夢を見る自分を封印していった。

そういった何らかの事情で、何かを封印しなければならなかった人もいると思います。

あなたは、どんな才能を、どんな特性を、どんな要素を封印してきたのでしょう?


■封印した自分を取り戻すための許可の言葉

もし、何か思いあたるものがあるならば、それを取り戻すために、どんな言葉を自分にかけてあげる必要があるのでしょう?

例えば、

「もっと人に頼っていいんだよ」

「もう甘えていいんだよ」

「いい子じゃなくてもいいんだよ。自分の思うままに生きていいんだよ」

「もっとのんびりしていいんだよ」

「自分の感じたままを表現していいんだよ」

「泣きごとを言ってもいいんだよ」

「失敗しても大丈夫だよ。やりたいことに挑戦してみてもいいんだよ」

「そんなに自分を追い込まなくてもいいんだよ」

「もう、本音を言っても大丈夫だよ」

「自分らしくいていいんだよ。目立っても大丈夫だよ」

「助けてほしいって言ってもいいんだよ」

「嫌なものは嫌だと言っていいんだよ」

「望んでいいんだよ。夢を見てもいいんだよ」

あなたには、どんな許可の言葉が必要なのでしょうね?

もちろん、長い間封印してきたものは、
「今日から出していいよ」
と言ったからといって、すぐに自然に出てくるとは限りません。

それでも、何度も何度も自分に許可を出していくことで、少しずつ心が思い出していくことがあります。

頼る力も、甘える力も、無邪気さも、感性も、泣きごとを言える自分も、完全に失われたわけではないのかもしれません。

ただ、長い間、心の奥にしまっていただけなのかもしれません。

あなたが封印してきた大切なものを、少しずつ、少しずつ取り戻していけるといいですね✨️✨️✨️

それにより、あなたの恋愛がより充実してものになっていくことがありますから。