こんにちは。
原裕輝です。
いつもありがとうございます。

●今回の記事の概要
恋愛で感じる怒りには、
時間がたてば自然と消えるものもあれば、
なぜか何年たっても心に残り続けるものがあります。

「もう終わったことだから」「前向きに考えよう」
そう思っても、ふとした瞬間に怒りがよみがえり、
自分でもどう扱えばいいのか分からなくなることはありませんか。

どんなにあなたが正しくても、
どんなにあなたが間違っていなくても、
怒りのぶちまけ方によっては、
恋愛で損をしてしまうことがあります。

この記事では、恋愛で損をしないための、
怒りとの向き合い方をお伝えします。

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今日のテーマ
恋愛で損をしないための、怒りとの向き合い方


*こちらの記事はアメブロに掲載したものを、原の公式ブログでも読めるように掲載しています。

文:心理カウンセラー 原裕輝(はらひろき)

■とっっっっても腹が立った時、あなたはどうしていますか?

皆さんは、とっっっっても腹が立った時ってどうされます?

・時間とともに無くなるのを待つ
・やけ食い、やけ酒
・ショッピングで欲しいものを買いまくってストレス発散

そうやって解消できることもあると思います。

でも、大きな怒り、なかなか解消できないことってあるんですよね?



■時間がたっても消えない恋愛の怒り

例えば・・・

・妻に
「他のお家は連休は子どもを海外旅行とか連れていってるのに、あなたが甲斐性なしのせいで、せいぜい近場の日帰り旅行。もっと頑張ってよね」
と言われた時の怒りが、何年たっても消えない。

とか、

・彼氏に8股かけられて裏切られた。
そんな恨みが残っている。
やけ食いしても、焼け酒しても、ぜんぜん無くならない。

などなど、
なかなか怒りが解消できないことってあります。

そういう時はどうしたらいいのか。
ポジティブシンキングをしてみたらいいのでしょうか?

「妻に言われた事は、もう何年も前のことだし、今さら考えても仕方ない」
そう考えてみても、腹が立つ。もう腹が立つんです。

「8股されて、気づかないまま結婚するよりマシ。その前に気づけてよかったんだ」
そうかもしれないけど、腹が立つものは腹が立つんです。

感情と思考は違うので、
ポジティブシンキングという、前向きな思考で制御しきれない時ってあるんです。



■怒りには「感情なりの法則」がある

では、どうしたらいいのか?

感情には、感情なりの法則があります。
感情というエネルギーは、人に話して受け止めてもらうことで外に流れ、消化されていきます。
もしくは、感じきることで消化されていくとも言われています。

この法則からすると、
恨みつらみや、抱えている怒りを誰かに話していくことで消化されて、徐々になくなっていくことになります。

しかし、しかーし。
恨みつらみや、怒りをぶちまけてもぶちまけても、なくならなかった経験って皆さんにはございませんか?

聞いている方の中には、

「私、3年間怒り狂って相手にぶつけ続けてますけど、なくなりません」
「私、10年間恨みつらみを友達に聞いてもらい続けてるけど、なくなりません」

そんな方もいらっしゃるでしょう。

その怒りを解消するには、ちょっとしたコツがいるんです。



■恋愛における怒りの正体と心理的背景

そのコツを説明するために、怒りの性質について、まずお話をさせていただきます。

カウンセリングの現場では、
怒りという感情は、本当の感情じゃない、そんな考え方をしています。

本当の感情に蓋をするために、怒りという感情が作られた。
そんな考え方をするんです。

じゃあ、怒りという蓋の下にある本当の感情って何なのか?

それは、悲しみか、寂しさか、もしくはその両方だと言われます。



■怒りを生み出し続ける「心の工場」の話

この理屈を使って、怒りを解消していくにはどうしたらいいのか、という話をしてみたいと思います。

怒りの下にある本当の感情を「工場」に例えて考えてみましょう。
そして怒りは、工場で作られた「製品」だと考えてみましょう。

これを使って説明したいと思います。

例えば、
ある女性が、付き合っている彼に対して怒っていたとします。

「なんであんな言い方するんだろう」
「大事な話なのに、適当に流された」

そんな出来事があって、ものすごく腹が立っているとします。

腹が立っているので、親しい友達を捕まえて愚痴を聞いてもらいました。

仕事終わりにカフェに入って、
彼に言われた一言、態度、LINEの返し方――
思い出せる限り、全部話すんです。

散々話して、
「そろそろ閉店だね」と言われてお店を出ます。

帰り際、友達にこう言うんです。

「今日はほんと聞いてくれてありがとう。
だいぶスッキリした。
ちょっと落ち着いたかも」

そう言って別れます。

そして、電車に乗って15分後。

「……やっぱり、彼のあの言い方ムカつく」

さっきまでスッキリしたはずなのに、
また胸の奥がメラメラ怒りの炎が燃えてくる・・・。

こんな経験、ありませんか?

それはなぜかというと、
友達に怒りをぶつけて、心の中に溜まっていた「怒り」は外に出たので、
一時的にはスッキリするんです。

でも、
その怒りを作っている「本当の感情」がそのまま残っているので、
また同じ怒りが作られてしまうんです。

例えて言うと、
製品を出荷しても出荷しても、工場がそのままなので、また新しい製品が作られてしまうんです。

だとしたら。
工場をなんとかする必要がある、と思いませんか?



■怒りを感情的にぶつけると恋愛で損をする理由

もちろん、
怒りをぶちまけることは無意味ではありません。

ダムの水が溜まりきって、決壊してしまう前に、
時々水を放出したほうが安全なように、
感情も、溜まりきってしまう前に時々外に出したほうが安全です。

怒りが溜まりきって心のダムが決壊してしまい、

・本人を目の前に感情的になってしまい、あなたが損をする
・誰かに八つ当たりしてしまい、あなたが損をする

そんなことにならないように、
怒りを誰かに聞いてもらう形で、心のダムの水位を下げておくことは大切です。

怒りを感情的に本人にぶつける、
暴力的な形で出してしまう、
もしくはボイコットという形で表現すると・・・

どんなにあなたが正しくても、
どんなにあなたが間違っていなかったとしても、
あなたが損をしてしまう結末になるケースが少なくありません。

ですので、あなたが損をしないように。
感情を溜め切って、心のダムが決壊してしまわないように。
怒りが溜まってきた時は、誰かに話して受け止めてもらうといいと思います。



■恋愛で損をしないための怒りの向き合い方

しかし、怒りが溜まったら誰かに受け止めてもらい、
また溜まってきて受け止めてもらう。

その作業を永遠にしなければいけないとしたら、大変です。

ですので、
怒りを作る工場を、なんとかする必要があるわけですね。

怒りを作っている本当の感情である、
悲しみや、寂しさにアクセスして、それを話して受け止めてもらうんです。

「認めてもらえなくて悲しかった」
「わかってもらえなくて寂しかった」

などの悲しさや寂しさの感情を出して、
誰かに受け止めてもらい、消化していくんです。

そうやって感情を外に流していくと、
工場は少しずつ小さくなっていきます。


すると、作られる「怒り」という製品の生産量も減っていき、
やがて工場がなくなっていくと、
怒りという製品も作られなくなっていきます。

あなたの怒りを作っている工場は、
どんな悲しさや、どんな寂しさで動いている工場でしょうか?

その悲しさや寂しさを話して、受け止めてもらい、
外に流して消化してみてください。

あなたの怒りを作っている工場を、少しずつ小さくしていけるといいですね。
理想は、工場の閉鎖ですね。

この話が何かのヒントになれれば嬉しいです。
ありがとうございました。