こんにちは。
原裕輝です。
いつもありがとうございます。

●今回の記事の概要
「どうして恋愛になると、いつも同じことで苦しくなるんだろう」

そんなふうに感じたことはありませんか。

話を聞いてもらえない、わかってもらえない、不満が積もっていく──その背景には、今の恋愛だけではなく、もっと過去の体験が関係していることがあります。

実は、親子関係で満たされなかった思いやニーズが、無意識のうちに恋愛に影響を与えていることがあるのです。

この記事では、なぜ同じ恋愛パターンを繰り返してしまうのか、その心の仕組みを丁寧にひもときながら、過去の思いを癒すことで恋愛が楽に変わっていく可能性についてお伝えします。

あなたの恋愛がより楽に、そして楽しいものに変わりますように。

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今日のテーマ
なぜ恋愛で同じ不満を繰り返してしまうのか
〜心を癒やすと恋愛パターンが変わる〜


*こちらの記事はアメブロに掲載したものを、原の公式ブログでも読めるように掲載しています。

文:心理カウンセラー 原裕輝(はらひろき)

■親子関係で満たされなかったニーズが恋愛に与える影響

親子関係で満たされなかったニーズ(欲求)を、今、人間関係で満たそうとする心の動きが起こることがあります。

それがパートナーシップで起こると、幸せなパートナーシップになりにくくなってしまうことがあります。



■親子関係で満たされなかったニーズが恋愛に現れる瞬間

例えば、親子関係で話を聞いてもらえずに、寂しい思いをしたとします。
その満たされていないニーズや寂しさが、癒されないまま心のどこかに残っていたとします。

すると、大人になって恋をする際に、癒えていない心の穴を埋めてくれる、話を聞いてくれるタイプの人に心が惹かれがちになることがあります。

無自覚的に、過去の両親との関係で満たされなかったニーズを、両親との関係ぐらい親密さを得ることができるパートナーシップ関係で埋めようとするわけです。

そうするとどうなるのかと言いますと……
話を聞いてくれるタイプの人をパートナーにしているので、話を聞いてほしいというニーズは満たされやすくなりますよね?

話を聞いてもらいたいというニーズは満たされるので幸せです。



■パートナーは、いつも話を聞ける状態とは限らない

だけど、問題があるのです。

パートナーもロボットではなく人間なので、毎回完璧にそのニーズに応えられる状況とは限りません。

例えば、パートナーがお仕事で疲れていたり、人間関係の悩みなどで心が疲れていると、万全の状態で話を聞けるいつものモードではなくなることがあるでしょう。

話しかけても
「うん、うん……えっ、今なんて言ってたかな?」
と、話をうまく聞けないことが起こることもあるでしょう。

しかし、彼が話をうまく聞いてくれずとも、
恋愛の初期段階のロマンス期という、3か月から3年くらいの間であれば、
「自分のニーズよりも相手のことを愛したい、相手のためになることをしてあげたい」という“与えたいモード”が強い時期なので、

たとえそんなことがあろうとも、彼に対して、

「彼は疲れているのかな? 疲れが癒されるように、私ができることがあれば何かしてあげたいな」

などと思って、あまり話を聞いてもらえないことがあっても、優しい気持ちで接していられたりします。



■二重のニーズが、恋愛の苦しさを大きくしてしまう理由

しかし、問題はロマンス期が終わってからなのです!

ロマンス期が終わると、
自分ができることでパートナーのためになることならできるだけしてあげたい、
好きで好きでたまらないモードが低下してきます。

すると、先ほどのようには思えなくなってきます。

親子関係でお話を聞いてもらえなかったという心の穴を埋めてくれるパートナーを選んだわけです。
それは意識的にしたわけではありませんが、心の満たされていない思いの作用が働いて、心の穴が埋まりそうな人に心が惹かれていたわけです。

それなのに、パートナーとの関係で心の穴が埋まるどころか、ここでも話を聞いてもらえない経験をする。
話を聞いてもらえなかったという過去の心の傷があるところに、パートナーシップでも話を聞いてもらえないという刺激が加わるので、より強い痛みになります。

そのため、寂しい、悲しい、怒り、不満などを感じがちになります。

話を聞いてほしいというニーズが強い分だけ、寂しさ、悲しさ、怒り、不満も強くなります。

寂しい、悲しい、怒り、不満を感じがちになるのは、幸せ感を減らしますよね?

これは何が起きているのかと言うと、
彼氏に「一人の女性として話を聞いてほしい」という欲求を持っているのと、
意識していない部分で、両親との関係で話を聞いてもらえなかった思いの分まで、
「あなたが話を聞いて満たしてくださいね」というダブルニーズを彼に向けているので、

ニーズが強くなり、その分、うまく満たされなかったときの寂しさ、悲しさ、怒り、不満などが大きくなっているわけです。



■ニーズが問題なのではなく、過度なニーズが苦しさを生む

ニーズを彼に持ってはいけないのかと言うと、そうではありません。

持っていいんです。

彼女として、彼氏に話を聞いてほしいというニーズを持つこと自体には問題はありません。

だけど、それにプラスして、
両親の分まで「あなたが満たしてくださいね」と二重請求になっているので、
過度なニーズになり、否定的な感情が生まれがちになっていることが問題なのです。

じゃあ、どうすればいいんでしょう?

過去の癒されていない思いが、彼との関係で幸せ感を減らしてしまうという問題を作っているわけですので、
過去の癒されていない思いを癒すことが必要なわけです。

心の中に残っている、両親との関係で話を聞いてもらえなかった寂しさにアクセスして、
その思いを人に話して受け止めてもらったり、時には涙を流したりして、感情を浄化していきます。

そうやって癒されてくると、
「両親に話を聞いてもらえなかったという寂しさの心の穴を、あなたが埋めてね」
という無意識の心の動きがなくなってきます。

そうすると、過度なニーズが作ってきた、寂しさ、悲しさ、怒り、不安なども、
癒しが進む度合いだけ少なくなっていきます。



■無理をしなくても、思いやりが自然に出てくる状態

そうすると、彼がうまく話を聞けない時も、

「彼は疲れているのかな? 彼の疲れが癒されるように、何かしてあげたいな」

などと思ってあげやすくなるように変わってきます。

自分の話を聞いてほしいというニーズよりも、彼のことを大事にしやすくなるわけですね。

これが自然に、当たり前のようにできる人って、すてきだと思いませんか?

彼も、ますますあなたのことを好きになるでしょう。



■過去の思いを癒すことで、パートナーシップは変わっていく

この話は「話を聞いてもらえなかった」というバージョンで説明しましたが、
人によって満たされなかったニーズは違ってきます。

・話を聞いてほしかったというバージョン
・もっと関心を持ってほしかったというバージョン
・褒めてほしかったというバージョン
・いい子じゃなくても愛してほしかったというバージョン
・もっと自由にさせてほしかったというバージョン

人によって、両親との関係で満たされなかった思いは違います。

あなたの場合は、何があると思いますか?

もし、両親との関係で十分には満たされなかったという辛い体験があり、その思いが癒えきれていない時は、その気持ちを誰かに話してみるといいかもしれません。

そうやって癒されていない気持ちを浄化していくことで、パートナーシップへの悪影響が消えて、より幸せなパートナーシップになることがあります。

あなたの恋愛が、より楽で、心地よいものになりますように。

何かのヒントや、参考になれば幸いです。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。


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