こんにちは。
原裕輝です。
いつもありがとうございます。
●今回の記事の概要
「こんなにやってあげているのに、どうして報われないんだろう?」
そんな思いを抱いたことはありませんか。
相手のためを思って頑張っているのに心は満たされない。
一方で、同じように行動しているのに、不思議と報われていく人もいます。
この違いは、“何をしているか”ではなく、“どんな気持ちでしているか”の違いにあります。
心理学では、埋め合わせや罪悪感から行動してしまうことを「補償行為」と呼びます。
今回は、この補償行為の心理を通して、“報われる行動”と“報われない行動”の違いを見ていきましょう。

原裕輝です。
いつもありがとうございます。
●今回の記事の概要
「こんなにやってあげているのに、どうして報われないんだろう?」
そんな思いを抱いたことはありませんか。
相手のためを思って頑張っているのに心は満たされない。
一方で、同じように行動しているのに、不思議と報われていく人もいます。
この違いは、“何をしているか”ではなく、“どんな気持ちでしているか”の違いにあります。
心理学では、埋め合わせや罪悪感から行動してしまうことを「補償行為」と呼びます。
今回は、この補償行為の心理を通して、“報われる行動”と“報われない行動”の違いを見ていきましょう。

今日のテーマ
やってあげているのに報われない人、報われる人:その裏にある補償行為の心理
*こちらの記事はアメブロに掲載したものを、原の公式ブログでも読めるように掲載しています。
文:心理カウンセラー 原裕輝(はらひろき)
■どんな気持ちを持ってするかで、同じことでも体験は変わる
どんな気持ちを持ってするかによって、私たちは同じことでも“体験が変わる”という話をしたいと思います。
例えば――
彼女がいるある男性がいたとします。名前をAさんとしましょう。
Aさんは、平日の夜は同僚との飲み会が最近続いているとします。
先週と先々週の休日は、「近々、資格の試験があるから勉強をしたい」という理由で、彼女からのデートの誘いを断っていたとします。
そして今週の土曜日は、仕事の付き合いで上司とゴルフに行かなければならなくなり、今週も彼女からのお誘いを断ったとします。
Aさんは、彼女からのお誘いを連続で断り続けている状態です。
連続してデートを断っているので、Aさんは「そろそろ彼女のご機嫌が斜めになっているんじゃないか」と不安になっていました。
あまりのほったらかしぶりに、「彼女が別れるとか言い出すかもしれない……」そんな不安もよぎります。
⸻
■ご機嫌を取るためのディナー予約
そろそろやばいかもしれないとビビりだしたAさんは、彼女のご機嫌を取るために奮発して、高級なディナーを予約することにしました。
セレブ御用達の和牛を食べさせる焼き肉屋さんです。
なかなか取れないキャンセル待ちの末、なんとか予約を取ることができました。
彼女をそのお店に招待したところ・・・
「こんなの初めて!お肉が口の中で溶けていく。勝手に溶けないでーーーーー」
と、ニコニコで和牛を頬張る彼女。
それを見たAさんは思います。
「ああ、よかった。彼女のご機嫌がとれて」
と。
⸻
■「補償行為」はコスパが悪い?
牛丼屋だったら並盛り480円に、さらにトッピングの卵をつけても570円で済むところ、セレブ御用達の焼き肉屋さんはコースで一人前60,000円。
さすがに高級です。
牛丼屋さんなら105回もおごれて、さらにおつりも出てしまいます。
それだけ大枚を叩いてご馳走しても、もしその動機が、
「あんまりほったらかしているから別れると言い出すかもしれない。そろそろやばいからご機嫌を取らなきゃいけないなぁ」
というものであれば、Aさんが得られるのは「よかった、彼女のご機嫌がとれて」という“安堵感”くらいかもしれません。
こうした、何かを埋め合わせるための行為を、心理学では“補償行為”といいます。
補償行為の特徴は、「使ったエネルギーの割に、得るものが少ない」という点です。
つまり、コスパが悪いのです。
⸻
■与える気持ちで行うと、体験はまったく変わる
でも、同じ焼き肉屋さんでご馳走するとしても――
「お肉が大好きな彼女を、一生に一度は行きたいと言っていた有名店に連れていってあげたい。彼女を喜ばせたい!」
そんな“与える気持ち”でご馳走したとしたらどうでしょう。
彼女が喜んでくれた時、Aさんはきっと、
「よかった。頑張って予約した甲斐があった」
「よかった、ご馳走した甲斐があった」
「明日から俺、カップラーメンでいいから節約して、また連れて行きたい」
そんな充実感や、喜び、やりがいを感じるはずです。
予約する手間も同じ、使うお金も同じ。
それでも、どんな気持ちでご馳走するかによって、感じる体験は大きく変わるのです。
片や「よかった、ご機嫌が取れて」くらいの体験。
片や、充実感や喜び、やりがいを感じる体験。
どんな気持ちを持ってするかによって、得られる体験が変わるのです。
⸻
■同じ行為でも、動機が変われば体験が変わる
これはAさんと彼女の話でしたが、他の出来事にも同じことが言えると思いませんか?
一緒なんです。
・相手を車で家に送っていく
・相手にご飯を作る
・誕生日プレゼントをあげる
どの行為も、同じです。
“何かを埋め合わせる補償行為”としてするのか、
“与える気持ち”でするのか。
その違いによって、感じる体験はまったく変わってきます。
使う時間も同じ、
使うエネルギーも同じ、
使うお金も同じ、
使う手間も同じ。
けれど、得られる体験は違うのです。
どうせ同じ時間や手間を使うなら、“与える気持ち”を持って行動することで、あなた自身にとっても豊かな体験になると思います。
あなたにとって、良い体験が訪れますように。
やってあげているのに報われない人、報われる人:その裏にある補償行為の心理
*こちらの記事はアメブロに掲載したものを、原の公式ブログでも読めるように掲載しています。
文:心理カウンセラー 原裕輝(はらひろき)
■どんな気持ちを持ってするかで、同じことでも体験は変わる
どんな気持ちを持ってするかによって、私たちは同じことでも“体験が変わる”という話をしたいと思います。
例えば――
彼女がいるある男性がいたとします。名前をAさんとしましょう。
Aさんは、平日の夜は同僚との飲み会が最近続いているとします。
先週と先々週の休日は、「近々、資格の試験があるから勉強をしたい」という理由で、彼女からのデートの誘いを断っていたとします。
そして今週の土曜日は、仕事の付き合いで上司とゴルフに行かなければならなくなり、今週も彼女からのお誘いを断ったとします。
Aさんは、彼女からのお誘いを連続で断り続けている状態です。
連続してデートを断っているので、Aさんは「そろそろ彼女のご機嫌が斜めになっているんじゃないか」と不安になっていました。
あまりのほったらかしぶりに、「彼女が別れるとか言い出すかもしれない……」そんな不安もよぎります。
⸻
■ご機嫌を取るためのディナー予約
そろそろやばいかもしれないとビビりだしたAさんは、彼女のご機嫌を取るために奮発して、高級なディナーを予約することにしました。
セレブ御用達の和牛を食べさせる焼き肉屋さんです。
なかなか取れないキャンセル待ちの末、なんとか予約を取ることができました。
彼女をそのお店に招待したところ・・・
「こんなの初めて!お肉が口の中で溶けていく。勝手に溶けないでーーーーー」
と、ニコニコで和牛を頬張る彼女。
それを見たAさんは思います。
「ああ、よかった。彼女のご機嫌がとれて」
と。
⸻
■「補償行為」はコスパが悪い?
牛丼屋だったら並盛り480円に、さらにトッピングの卵をつけても570円で済むところ、セレブ御用達の焼き肉屋さんはコースで一人前60,000円。
さすがに高級です。
牛丼屋さんなら105回もおごれて、さらにおつりも出てしまいます。
それだけ大枚を叩いてご馳走しても、もしその動機が、
「あんまりほったらかしているから別れると言い出すかもしれない。そろそろやばいからご機嫌を取らなきゃいけないなぁ」
というものであれば、Aさんが得られるのは「よかった、彼女のご機嫌がとれて」という“安堵感”くらいかもしれません。
こうした、何かを埋め合わせるための行為を、心理学では“補償行為”といいます。
補償行為の特徴は、「使ったエネルギーの割に、得るものが少ない」という点です。
つまり、コスパが悪いのです。
⸻
■与える気持ちで行うと、体験はまったく変わる
でも、同じ焼き肉屋さんでご馳走するとしても――
「お肉が大好きな彼女を、一生に一度は行きたいと言っていた有名店に連れていってあげたい。彼女を喜ばせたい!」
そんな“与える気持ち”でご馳走したとしたらどうでしょう。
彼女が喜んでくれた時、Aさんはきっと、
「よかった。頑張って予約した甲斐があった」
「よかった、ご馳走した甲斐があった」
「明日から俺、カップラーメンでいいから節約して、また連れて行きたい」
そんな充実感や、喜び、やりがいを感じるはずです。
予約する手間も同じ、使うお金も同じ。
それでも、どんな気持ちでご馳走するかによって、感じる体験は大きく変わるのです。
片や「よかった、ご機嫌が取れて」くらいの体験。
片や、充実感や喜び、やりがいを感じる体験。
どんな気持ちを持ってするかによって、得られる体験が変わるのです。
⸻
■同じ行為でも、動機が変われば体験が変わる
これはAさんと彼女の話でしたが、他の出来事にも同じことが言えると思いませんか?
一緒なんです。
・相手を車で家に送っていく
・相手にご飯を作る
・誕生日プレゼントをあげる
どの行為も、同じです。
“何かを埋め合わせる補償行為”としてするのか、
“与える気持ち”でするのか。
その違いによって、感じる体験はまったく変わってきます。
使う時間も同じ、
使うエネルギーも同じ、
使うお金も同じ、
使う手間も同じ。
けれど、得られる体験は違うのです。
どうせ同じ時間や手間を使うなら、“与える気持ち”を持って行動することで、あなた自身にとっても豊かな体験になると思います。
あなたにとって、良い体験が訪れますように。