こんにちは。
原裕輝です。
いつもありがとうございます。

●今回の記事の概要
「良かったね」とか「おめでとう」と言われても、どこか素直に受け取れない…。
そんなふうに感じたことはありませんか?

「本当にそう思ってくれているのかな」「裏では何か思われているのでは?」と、祝福の言葉を疑ってしまうこともあるかもしれません。

実はそれ、自分が日頃、他人にどんな思いを向けているか――その“投影”が影響している可能性があります。

人への見方や関わり方が、そのまま「自分がどう見られているか」の感覚に反映されるのです。

この記事では、幸せを感じやすくなる“心の整え方”についてお伝えします。

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今日のテーマ
人の言葉が素直に受け取れないときに|投影の心理から学ぶ、幸せになりやすい心の作り方


*こちらの記事はアメブロに掲載したものを、原の公式ブログでも読めるように掲載しています。

文:心理カウンセラー 原裕輝(はらひろき)

■なぜ「他人の幸せを願うこと」が生きやすさに繋がる

カウンセリングの流れの中で、「他人のことを応援する」「他人の幸せを祝福する」「他人の幸せを祈る」ということを意識してみることをオススメすることがあります。
それは、道徳的に良いことだから勧めているわけではありません。

この意識を取り入れていくことが、生きやすさに繋がることがあるからなのです!

なぜそんなことが生きやすさに繋がるのでしょうか?
その理由を説明する前に、まずは「投影の心理」という心の仕組みについてご紹介します。



■“投影”という心の仕組み

投影とは、ざっくり言えば、
• 「自分がこうされると嬉しいように、人もこうされると嬉しいんじゃないか?」
• 「自分がこうされると悲しいように、人もこうされると悲しいんじゃないか?」

というように、自分の心の動きを人に重ねて捉えることです。

この“投影の心理”を踏まえて、
「他人のことを応援する」「他人の幸せを祝福する」「他人の幸せを祈る」ことが生きやすさに繋がる理由を説明していきますね。



■幸せになりたい人、それぞれの思い

例え話を使って説明したいと思います。

A子さん、B子さん、C子さんの友達3人が同時に婚活を始めたとします。

あれよあれよという間に、A子さんの結婚が決まりました。

A子さんの結婚式に呼ばれたB子さんとC子さん。

B子さんは、A子さんに
「本当におめでとう」
と心から祝福したとします。

一方C子さんは、A子さんに
「本当におめでとう」
と言いながら、心の中では――
『3年ぐらいで別れてしまえ!』と思っていたとします。

そんなふうに感じてしまうこと、誰にでもありますよね。
自分がうまくいっていないときほど、人の幸せがまぶしく見えてしまうこともあるものです。

C子さんは、嫉妬からそんな“呪いのような言葉”を心の中で唱えていたのです。



■素直に受け取れる心の人

そのうち、あれよあれよという間にB子さんも結婚が決まりました。

B子さんは、披露宴で来賓客から「本当におめでとう」「結婚おめでとう」と祝福の言葉をもらいます。

すると、B子さんはA子さんの結婚式のときに自分が「本当におめでとう」と心から祝福していたため、それを来賓客に対して投影します。

つまり、

『自分が他人に対して心から「本当におめでとう」と言っていたように、今、自分も同じように心から祝福されているんだろうな』

という心の動きをしやすくなるのです。

そのため、B子さんは
「みんなが祝ってくれている。嬉しい」
と幸せな気持ちになるわけです。



■幸せなはずなのに幸せではない?

そしてC子さんも、結婚が決まりました。

C子さんも披露宴で来賓客から「本当におめでとう」「結婚おめでとう」と祝福の言葉をもらいます。

しかしC子さんは、A子さんの結婚式のときに「結婚おめでとう」と口では言いながら、心の中では『3年ぐらいで別れてしまえ!』と思っていたため、その心の動きを来賓客に対して投影してしまいます。

つまり、

「自分が他人に対して口では『本当におめでとう』と言いながら、心の中では妬んでいたように、他人も自分に対して口では『おめでとう』と言いながら、本当のところはどう思っているかわからない」
「信じきれない」
「心の底では祝ってくれてないかもしれないと感じる」
という感じ方をしてしまうのです。

そのため、C子さんは
「みんなが口ではおめでとうと言っているけど、嫉妬や妬みを持っている人もいるんだろうな……」
と疑いの目で見てしまったりします。

幸せであろう場面で、幸せな気持ちになりにくいのです。

こうした心の動きをすることで、「人の嫉妬や妬みを買わないように気をつけなければ……」と怯える人もいるかもしれません。

この心の動きが、生きづらさを生み出してしまいます。



■幸せになりにくい心のしくみ

結婚式の祝福のシーンを使って説明しましたが、それ以外の場面でも同じことが言えます。

たとえば――
• 友だちに彼氏ができる
• 友だちが出世する
• 友だちが結婚する
• 友だちが出産する

などの出来事に対して、
• 妬む
• あら探しをする
• 攻撃する
• 不幸を願う

といった姿勢でいたとします。

すると、それを投影することで自分の人生が良くなることに関しても、
• 妬まれているんじゃないか?
• 至らないところに文句をつけられているのでは?
• 攻撃されているんじゃないか?
• 上手くいかないようにと思われているのでは?

というような感じ方が増えてしまいがちになります。

恋愛でも仕事でも、幸せを感じにくくなってしまいます。
度合いによっては、幸せを感じにくいどころか、生きづらさにまで繋がることもあるのです。

このように、他人への心の持ち方が、自分自身の感じ方や人間関係に影響を与えることがあるのです。

では、逆のパターンだったらどうなるのでしょうか?



■ポジ投影が起きれば幸せになりやすい

逆に、
• 人のことを応援する
• 人の幸せを祈る
• 人の幸せを祝福する

という姿勢を心がけていると、それを投影することになります。
(ポジティブな投影をする)

つまり、
• 人も自分のことを応援してくれている
• 自分の幸せを願ってくれている
• 自分の幸せを祝ってくれている

という感じ方が増えていきます。

その結果、
• 恋愛で幸せを感じやすくなったり
• 心穏やかでいられたり

しやすくなるのです。

こちらの方が、ずっと生きやすいですね。



■幸せになりやすい心を作っていこう

記事の冒頭で「カウンセリングの流れの中で、他人のことを応援する、他人の幸せを祝福する、他人の幸せを祈るということを意識してみることをオススメすることがある」と書きましたが、

その理由は、道徳的に良いからというのでなく、“幸せになりやすい心をつくる”という意味で意識することをオススメしているのです。


もしよければ、みなさんもお試しくださいませ。
少しずつで大丈夫。試してみようと思えたときに、やってみてくださいね。

あなたがもっと幸せを感じられるように、
そして、生きやすくなるように――
心から祈っています。