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こんにちは。
原裕輝です。


今日は、罪悪感という感情についてのお話です。
罪悪感があるとパートナーシップの質を損ねてしまいます。
だからできるだけ持たないほうが良い感情です。

しかし、パートナーの望みに応えてあげたいという優しい気持ちが強いために、応えてあげれない時に罪悪感を抱く人がいます。
そんな方の為に何かのヒントや参考になればと思い書いた記事です。

お楽しみに〜。

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今日のテーマ

人それぞれ感覚は違うから、それに罪悪感は持たなくて良い話

※この記事はアメブロにもアップしています。

文:心理カウンセラー 原裕輝(はらひろき)


■くっつきたい彼と、くっつきすぎず一緒の空間にいたい彼女

「彼は私と一緒にいる時は肩と肩がくっつくくらい近くにいたかったり、腰に手を回したり、よく頬とかおでこをくっつけてきたりとかスキンシップが多い距離間が良いみたい。
でも、私はその距離間は苦手。私的にはくっつきすぎない距離間で一緒の空間で過ごしたい。だから彼がくっついてきても私は避けてしまう。
彼はくっついていたいはずなのに、彼に申し訳なくって・・・」


こんな話をお聞きすることが時々あります。


彼の要望に応えてあげたいという優しい気持ちが強い人などに「彼に申し訳なくて・・・」というような罪悪感を抱く人が多いようです。


しかし、人それぞれ、過ごしやすい距離というのは違いますから、違う距離間で一緒に過ごしたい(この話の場合は、"私的にはくっつきすぎない距離間で一緒の空間で過ごしたい”)というのはあると思います。


彼に応えてあげたくても、応えにくい時はあろうかと思います。
彼の望みに応えれないことがあってもいいと思います。


■罪悪感は抱かなくて良い
この時に、気を付けて欲しいポイントがあります。


それは、「彼はくっついていたいはずなのに、彼に申し訳なくて・・・」という具合に罪悪感を抱かないように気をつけて欲しいのです。


罪悪感というは心地よい感情ではありませんよね?


「今日も彼がくっついてきたのを、お茶が飲みたくなってきたと嘘を言って席を外して避けてしまった・・・」
などのように罪悪感を感じることが何回も続くと、付き合いが長くなればなるほど、この罪悪感という心地よくない感情は蓄積していくことになります。


すると、どうなるかといいますと、彼に対して不満や、攻撃的な気持ちを持ちやすくなっていきます。


また、罪悪感を感じる彼と一緒にいることが(つまり、付き合い続けていくことが)嫌になってしまうことが起こることもあります。


そうなっていくケースが多々あるのです!


これは自分の為にも、彼の為にもなりませんね?


人と、自分の心地良い距離間は同じではありません。
だから、そのことに罪悪感は抱かなくていいのです。


■罪悪感を抱かずコミュニケーションをしよう
そんな時は、
「彼に申し訳なくて・・・」と罪悪感を抱かずに、私としてはこういうふうに過ごせると心地良いということをコミュニケーションをしていきましょう。


ここでのポイントとしては、
罪悪感をいっさい抱かずにコミュニケーションをすることが大切です!


コミュニケーションをする理由は、
彼は好きだからくっつきたいと思っていたしたら、"僕が好きだからくっつきたいように、彼女も好きだとくっつきたがるはずだ”という思い込みができている可能性があります。(心理学ではこれを投影と言います)


すると自分のことを好きなはずの彼女がくっつきたがらない理由がわかりません。


コミュニケーションをして始めて、彼女が心地よい距離感は自分とは違うんだということに気づけることがあるからです。
(当たり前のことのようなのですが、意外と気づいてないことがあるのです)


また、好きだからくっつきたいと思っている彼は、「くっつきたがらない彼女は自分のことを好きじゃないのかなぁ?」という誤解を作る可能性があり、その誤解を避ける意味もあります。


コミュニケーションをして、彼があなたの言ったことをスムーズに理解してくれた時はいいですよね?
しかし、スムーズに理解が進まない時や、彼が自分のニーズを押してくる場合もあるかもしれません。(この話の場合だったら、「もっとくっついていたいよー」等)


そんな時にも罪悪感を抱きながらコミュニケーションをしている場合だと、その彼の態度にうんざりした気分になりやすいのです。
(うんざりした気分になりやすい理由はなぜなのかを書いていくと超長文になるので、ここではそうなりやすいケースが多いというところまでに留めさせていただきますね)


だから、そういう時に、うんざりしにくいようにする為にも、できるだけ罪悪感は無く(できれば一切無く)コミュニケーションしたほうがいいのですね。


■人それぞれ心地良さの感覚は違うもの
くっつきたがる彼と、くっつきすぎずに一緒にいるのが心地良い彼女の話でしたが、それ以外のことも同じ事が言えるでしょう。


人それぞれ心地良さの感覚は違います。


放置されたほうが心地良い人もいれば、過干渉ぎみくらいに干渉されたほうが心地良い人もいます。
クーラーをガンガンに効かせたほうが心地いい人もいれば、冷えると体調を崩す人もいます。
旅行の時はアクティブに色んなところを見に動き回るのが楽しい人もいれば、動きすぎると疲れてへばるのでホテルでのんびりするのが心地よい人もいます。


人それぞれ心地良さの感覚は違うし、違っていて良いのです。


相手の望みや、心地良さに応えてあげたり、あわせてあげれると良いかもしれませんが、応えることや、あわせることが難しいというジャンルもあろうかと思います。
そういうジャンルはあってもいいのです。



もし、パートナーの望みに応えてあげれないことがあったり、あわせてあげれないこジャンルのことがあったとしても、そのことに罪悪感は抱かないでくださいね。


罪悪感を一切抱かずに、あなたの心地良さについてをパートナーにコミュニケーションしていけるといいですね。


何かのヒントや、参考になれば幸いです。
今回も読んでいただいて、ありがとうございました。