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カウンセラーの原裕輝です。
罪悪感があると、つい自分を罰っしがちになりますが、ご自身を罰しないでくださいね。
そんなきっかけの一つになればと思い、今日は、罪悪感についてのお話を書きたいと思います。
あなたは幸せになっていい〜私だけ幸せでごめんなさい〜
■目次
●罪悪感があるとどうなるのか
罪悪感という感情があると、基本的には悪い自分は罰せられるという心の動きをします。
すると この心の動きが、
自分を責めるという形にでることもあれば、
自分は好ましくない状況に身を置くという形ででることもあれば、
楽しみや喜びを感じにくくなるということおこることもあります。
また、罰せられるという心理の投影から、人から攻撃をされていると捉えがちな心境を作ることもあります。
そして、攻撃される恐れから、自分が人に対して攻撃的になってしまうという心境になっていくこともあります。
どの形ででたとしても、幸せそうではないですね。
罪悪感には、
何かをしてしまった罪悪感と、
何かをしていない罪悪感というものがあります。
どっちもしんどいです。
●私だけ幸せでごめんなさい
何かをしてしまった時に罪悪感を感じるというのは読者の方も何となくわかっていただけるかと思います。
・ 大切なものを壊してしまった
・ 誰かを裏切ってしまった
・ 嘘をついてしまった
などなど
何かをしていない時に罪悪感を感じるというのも読者の方も何となくわかっていただけるかと思います。
・ やるべきことをほったらかしにしている
・ 話し合うべき事から逃げている
・ 助けなきゃいけないと思いいつも目を背けている
などなど
しかし、特殊な形として、
これ以外の時にも罪悪感が作られてしまうことがあるのです!
それは・・・
私だけ幸せでごめんなさい
という形で罪悪感が出てくることがあります!
これは優しい方に多いのですが、家族の誰か1人でも幸せそうではないように見えたとき時、自分が幸せになることについて罪悪感を感じてしまうというケースがあるんですね。
例えば、
お母さんがおばあちゃんの介護で大変そうに見えたとします。
実家暮らしの時は、お母さん1人で介護大変そうだと思い、自分も おばあちゃんの介護をしていたとします。
しかし、結婚することになり実家を出ることになったとします。
結婚して、新婚旅行に行ったとします。
一般的には、結婚したばっかりの頃ってハッピーな気分が絶頂な頃ですよね?
一般的に、新婚旅行って楽しいものだったりしますよね?
そのはずなのですが、
私だけ幸せでごめんなさいという罪悪感が出てくると、
「お母さんは介護で大変なのに、私だけこんなに幸せでいいのかな・・・」
「 私が出て行ったことでお母さんの負担は大きくなってるのに、私だけ浮かれて楽しんでていいのかな・・・」
なんて、
気持ちがよぎってしまい、楽しめきれなかったりするのです。
罪悪感が幸せ感や、喜び、楽しさを満喫する邪魔をするのですね。
人によっては、まったくそれらの良い感情を感じられないようなケースになることもあります。
そう思う人ってホント優しいなぁと思うんです。
でも、罪悪感を抱かないで欲しいなぁと思うのです。
それは、その優しい気持ちを持たないでいましょうという意味では無くて、
その優しさはそのままにしといて、罪悪感は持たないで欲しいでのす。
あなたが幸せになることは何も悪いことではないのですから。
罪悪感があると、理屈的には悪いことをしていないはずなのに、どうしても申し訳ない気がしたり、悪い感じがじてしまいます。
そんな時に、人から「あなたは悪くないよ」とか、「悪く思わなくていいよ」などの言葉をもらうと罪悪感を緩めるきっかけになることがあります。
一度で緩まらないこともありますが、何度も言われることで『そう思っていってもいいのかなぁ』と緩まっていくことがあります。
この記事もその一つのきっかけになれば幸いです。
●自分を罰しないでね
私だけ幸せでごめんなさいの他には、
・ 恵まれていてごめんなさい
・ 健康でごめんなさい
・ 優遇されてごめんなさい
・ 愛されてごめんなさい
などなど、
悪いことをしていないにも関わらず、 罪悪感を抱くケースがあります。
カウンセリングをしていて、じっくりお話を聞かせていただいて、
「あなたが悪いわけではないのに罪悪感を抱き自分を責めたり自分に罰を与えたりしないでほしいなぁ」と思うことが多々あります。
もし、あなたにもこれらのような罪悪感を抱くことがあれば、自分を責めたり、自分に罰を与えたりしないでくださいね。