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あなたは癇癪を(かんしゃく)起こすことはありますか?
人間ですから起こすこともあると思います。
だけど、それを状況をコントロールする手段としていたら危険かもしれません!
今日は、癇癪に関しての記事です。
癇癪(かんしゃく)を使って人をコントロールしていませんか?
■目次
癇癪(かんしゃく)を使って人をコントロールしていませんか?
●大人も癇癪を起こすことがある
街中で子どもが癇癪(かんしゃく)を起こしている姿を見ることはありません?
例えば、
アイスクリームを買って欲しいという子供がいて、アイスクリームを買わないというお母さんがいる。
・なんで買ってくれないの!と泣きじゃくって怒る
・買ってよー。と自分の言い分が通りまで泣き続ける。
・持ってるものを投げつけて怒る。
・地団駄を踏む
・買ってくれないと嫌だと、地べたにひっくり返って手足をバタバタさせて泣く。
そんなようなシーン。
まだ心が成熟していない子どもだから、感情のコントロールができずに癇癪を起こしてしまうこともありますね。
でも、大人も癇癪(かんしゃく)を起こしてしまうことがあります。
例えば先程のアイスを買ってもらえない子供の癇癪を、大人バージョンに直すとこのようなシーンがあるかもしれません。
・なんで私の気に入る対応をしてくれないの!と怒る
・自分の言い分が通るまで泣き続けて主張する。
・持ってるものを投げつけて怒る。壁を殴ったり、ものを蹴ったりする。
・床をドンドン大きな足跡を立てて歩く。
・攻撃的なものの言い方で自分の言い分を主張する
大人も感情がコントロールできない時に癇癪を起こしてしまうことがあるかもしれませんね。
特にストレスいっぱい溜まってきているときは爆発しちゃうっていうのはあるかもしれませんね。
●癇癪を使って状況をコントロールする人
この癇癪を状況コントロールする手段として使われるということがあります。
癇癪を使って自分の思うように状況をコントロールするのです。
例えば、
パートナーとの関係で癇癪を起こしたとします。
泣きじゃくり、
怒りちらし、
机をバンバン叩き、
まるでゴジラが放射火炎を吐き散らすかのように感情を吐き散らしながら、
相手に自分の気に入る対応をするように主張する、
相手が自分の気に入らない発言をすると「今の発言は傷ついた、また来世出会いましょう」とポケットから毒薬を取り出し脅す。
そんなやりとりが気に入らないことが起こるたびに、何度も何度も繰り返される。
あなたがパートナーだったらどんな感じがしますか?
なかには、感情的になる相手に怖くてなってしまい相手の言い分を聞く、相手が気に入るような言葉を言う、相手に合わすという人もいると思います。
このような方だった場合は癇癪を起こした方は自分の気に入るような答えになるように状況コントロールできるわけです。
相手を操るために意図的に癇癪を使う人もいますし、
状況をコントロールをしようと緻密な計算しているわけでは無いのですが過去に状況コントロールできたという成功体験から、癇癪を起こして自分の言い分を通そうという人がいます。
●気持ちは離れる
でも、もしあなたが癇癪を向けられ、攻撃されたらどんな気持ちがしますか?
嫌な気持ちになる方がほとんどじゃないでしょうか?
決して気持ちがいいもんじゃないと思います。
また、気に入らないことがある度に癇癪が繰り返されると、相手にうんざりしてまい、気持ちは離れていくと思いませんか?
ということは、癇癪を使って状況をコントロールするというやり方は、
仮に癇癪を起こすことで、自分が気に入る形に状況をコントロールできたとしても、癇癪を向けられた側は嫌な気持ちになり気持ちを離れていくので、短期的にはメリットがあっても、長期的にはデメリットが多くなるやり方といえます。
例えばパートナーとの関係で、
癇癪を起こして自分の思い通りにすることができその時は気分が良くなっても(短気的にはメリット)、パートナーの気持ちは離れていくので幸せは遠のいていきます(長期的にはデメリット)。
パートナーとの関係を使って説明しましたが、
友達関係や、職場の人間関係、近所の人間関係など他の人間関係でも同じことがいえます。
癇癪を起こすことで自分の思い通りにある程度コントロールすることができても、良い人間関係、幸せな人間関係を作れるのは不向きになりそうです。
あなたが癇癪を使って状況コントロールしようとする事はありますか?
「あっ、私やっているかも!」
それを認められる方はすばらしいと思います。
こういうことって認めたくないという気持ちが働きますから。
認められる人は人生を変えていける方だと思います。
良い人間関係を作れる人生に変えていける方でしょう。
もしそれに気づいたら、違うやり方でコミュニケーションを取るのにチャレンジしてみるといいかもしれませんね。
なにかのヒントになれば幸いです。
読んでいただいてありがとうございました。